講師

エマニュエル・ブジュ(ソルボンヌ・ヌーヴェル大学)

討論者

ロバート・キャンベル(せんだいメディアテーク館長)

司会

塚本昌則(東京大学名誉教授)

会場

日仏会館ホール

定員

130名

参加費

無料

言語

日本語、フランス語(同時通訳あり)

主催

早稲田大学現代フランス研究所

共催

早稲田大学高等研究所、(公財)日仏会館

お問合せ

waseda_french_studies@list.waseda.jp(早稲田大学現代フランス研究所)

参加登録

不要

ソルボンヌ・ヌーヴェル大学比較文学研究所の所長を務めるエマニュエル・ブジュ教授は、フランスにおける比較文学研究の第一人者であり、近年では、今回の講演の主題でもある、「負債」や「所有」などの経済的概念を手がかりとした現代文学の読解をとおして、「エピモダン」(「エピ」は「上部」や「表層」を意味する接頭辞)という独自の文学的時代区分を提唱しています。初来日となるブジュ教授の講演に、同じく比較文学を自らの思想の基盤とするロバート・キャンベル教授からの応答を交え、フランス、日本、アメリカにおける「比較文学」の最新の展開の一端をご披露いただきます。

講師プロフィール

エマニュエル・ブジュ(Emmanuel Bouju)

ソルボンヌ・ヌーヴェル大学教授(比較文学)。主な著書として、20世紀末の小説をめぐるエッセーである『歴史の転記』(2006年)のほか、近年の著作として『理論的言説断章 新たな文学用語集のための諸断片』(2016年)、『エピモダン 小説のアクチュアリティについての新たな「アメリカの教え」』(2020年)などがある。

ロバート・キャンベル(Robert Campbell)

日本文学研究者。早稲田大学特命教授。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問。せんだいメディアテーク館長。国文学研究資料館前館長。近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、それに繋がる文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組企画・出演など、さまざまなメディアで活躍中。