美術館は、作品を守り伝える場所であると同時に、その建物や展示品の移動、展示空間のあり方を通して「環境」と深く結びついています。今回の企画では、作品が元の場所から美術館に移されることの意味や、絵画や展示に表れる「風景」や「自然」の見方の変化、美術館建築そのものが抱える環境への影響、新たな芸術活動が胎動する可能性といったテーマを取り上げます。歴史研究者、美術館キュレーター、建築史家による対話を通じて、美術館と環境をつなぐ新しい視点を探ります。
登壇者:グレゴリ・ケネット(ヴェルサイユ・サン=カンタン=アン=イヴリヌ大学教授)、椿玲子(森美術館キュレーター)、加藤耕一(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授)、司会進行:坂野正則(上智大学文学部史学科教授)
日時:2025年12月3日(水) 18:00~20:00
場所:東京大学駒場キャンパス 21KOMCEE WEST レクチャーホール
同時通訳付、参加無料
参加登録が必要です。
https://forms.office.com/r/44nqejM1aZ
お問い合わせ先坂野正則 sakano@sophia.ac.jp

