2024年11月23日(土)、日仏会館ホールで「第15回日仏会館フランス語コンクール」決勝大会が開催され、下記の方々が入賞されました。
なお、本年度の応募総数は81名(第1部門上級 33名、第2部門中級48名)でした。
内決勝大会進出者は15名(第1部門上級 8名、第2部門中級7名)でした。
日仏会館フランス語コンクールは、日仏学術・文化交流を目的とする公益財団法人日仏会館が、フランス語教育の振興を支援し、言語と文化の多様性を重視した複眼的思考の養成をはかるため、日仏交流150周年を記念して2008年から開催しているスピーチコンテストです。
課題テーマに従ったフランス語のスピーチのあと審査員の質問に答えていただき、成績優秀者には東京・パリ往復渡航費または航空券購入補助、および4週間の語学研修・滞在の賞が贈られます。
応募資格に年齢制限を設けていないため、全国各地から、中高校生から社会人まで広い年齢層の方々が参加されます。書類選考で選ばれた15人による決勝大会では、一人ひとりの個性的で魅力あるスピーチが期待されます。
2024年度(第15回)日仏会館フランス語コンクール
第1部門(上級)
日仏会館理事長賞 4週間の語学研修・滞在(パリ ACCORD)と東京・パリ往復渡航費 |
宮城 マルセロ (社会人) |
日仏会館百周年記念賞 4週間の語学研修(アンジェ CIDEF)と東京・パリ往復航空券購入補助 |
浦田 真莉子 (社会人) |
第2部門(中級)
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ賞 4週間の語学研修(ブザンソン CLA)と東京・パリ往復航空券購入補助 |
都留 京子(社会人) |
第1部門(上級)、第2部門(中級)共通
審査員特別賞 フランス語学習奨励金 |
木村 玲子(東京都立日比谷高校2年) |
奨励賞 ベルギー大使館賞 |
坪山 倫(東京大学4年) 制服制度再考——自由と平等のバランスを求めて |
奨励賞 ケベック州政府賞 |
土屋 駿(東北大学2年) 制服が環境保全にもたらす利益 |
奨励賞 日本フランコフォニー推進評議会賞 |
那須 優月(上智大学1年) すべての人に選択の自由を |
奨励賞 日本ロレアル賞 |
エヴァンジェリン・カロル・ロボ (早稲田大学3年) 繋がりすぎているからこそ、繋がれない——現代コミュニケーションの矛盾 |
APEF賞(アルファベット順) |
清田 智代(社会人) 高度化するコミュニケーションの時代における「茶の湯の心」 黒木 まゆら(公文国際学園高等部2年) 多様性の未来に向けて 黒森 恵(早稲田大学4年) 私を強くするもの 中崎 明星(広島大学4年) 制服による平等と自由 社領 真由(慶應義塾大学4年) コミュニケーションの本質である人間性 田嶋 崇宏(社会人) チャットGPTはトリュフォーの野生児と良いコミュニケーションを築けるだろうか? 柳川 七海(お茶の水女子大学3年) 人間らしいコミュニケーション「非言語」 |
決勝大会進出者全員に日仏会館より賞状、日本ロレアル株式会社よりコスメプロダクツが贈呈されました。
審査員 |
伊達聖伸(東京大学教授) Léna Giunta(フランス語教師) Frédérique Penilla(在日フランス大使館文化参事官代理 アンスティチュ・フランセ日本代表代理) 塚本昌則 (東京大学教授) Estrellita Wasserman(元東京大学フランス語教師) 渡辺真美((公財)日仏会館副理事長) |
主催 |
公益財団法人日仏会館 |
協賛 |
ACCORD(パリ語学学校) CIDEF(アンジェ西部カトリック大学語学学校) CLA(ブザンソン応用語学センター) 日本ロレアル株式会社 |
助成 | 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ |
協力 | 在日ベルギー大使館 ケベック州政府在日事務所 公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF) 日本フランコフォニー推進評議会 |
後援 | 朝日新聞社 日本フランス語フランス文学会 日本フランス語教育学会 |
2024年度の募集要項など
課題テーマ
第1部門(上級)
Est-ce qu’on communique mieux de nos jours ?
コミュニケーションの発展は質を保証するか?
第2部門(中級)
Pour ou contre le port de l’uniforme ?
あなたは制服に賛成ですか、それとも反対ですか